ドローンを飛ばすのに必ず飛行許可が必要になるわけではありません。
ただ、都市部の場合、許可が必要になることが多く、場所や飛行経路によっては許可取得が難しい場合もあります。

車の場合、私有地内だと公道に出ないため運転免許不要で車に乗れるという話は聞いたことがあるかもしれませんが、ドローンの場合もともと許可が必要な地域内なら私有地内上空でも飛行許可が必要になります。

また特定の施設が周辺にあると、その特定施設の管理者の許可や警察署へ飛行許可書の提出が必要になったりします。

例えば空港周辺での飛行では空港管理者の許可や承認が必要になります。

法整備が始まったばかりですから、どこまで商用利用できるかは、これからのドローンの社会的必要性や安全性の問題とも関連してきます。

物を運ぼうとする場合、落下物の危険もありますから、更にハードルは高くなるでしょう。

飛行による損害等に対する保険も出始めているようですが、共通ルールがある程度出来上がらないと便利だと思えるほどの活用は難しいかもしれません。

安全に利用できれば、いろいろな可能性があることは、みなさんも感じていると思います。

ドローンは許認可の壁を飛び越えることができるでしょうか。