弊所ではいくつか専門サイトを運営していますが、それでもサイトに掲載しきれていない業務というものが存在します。
主に民事法務が中心です。
民事が苦手というわけではありません。
むしろ法律を勉強していた期間が長い分民事の方がすぐ仕事になるのではないかと思うぐらいです。
できそうなことだけしていても進歩がないので許認可や入管業務にも力を入れていこうと考えています。
もちろん民事法務の業務もお受けしております。

民事法務でサイト掲載していない仕事としてペットに関する法律問題があります。
ペットの買い主とのトラブルなどは民事の仕事ですが、ペットを扱うビジネスの場合は許認可業務の範囲内です。
このような分類は気にせずご相談ください。
買い主が高齢の場合、入院や亡くなる場合に備えて残されたペットをどうするかという問題があります。
最近では民事信託の手法が使われ始めています。
ペット信託などという言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
残念ながらペットに相続させるということはできないため、このようなテクニカルな方法を使ってペットのために財産を使っていくことになります。

他にも交通事故の保険の等級認定という仕事があります。
交通事故の場合、被害の状況によって後遺障害の等級が決まり保険金が支払われますが、その等級に不満がある場合、主に被害者をサポートして保険金の支払額を上げるという仕事です。
保険金の請求手続きを行うという仕事もあります。
ただし、事故当事者の間に入っての示談交渉や保険会社との交渉をしてしまうと弁護士法に抵触してしまうため、行政書士にとっては注意が必要な分野でもあります。
示談成立後の示談書の作成はできるため、お客様にとってはややこしいと思います。

このように他の業務との接点の少ない主に個人のお客様相手の仕事が存在します。
行政相手の仕事ではないため他の仕事とは少し性質が異なります。
そのため今のところブログのカテゴリーも無いため、事務所その他に分類することになりました。
民事のカテゴリーを作る日が来るかもしれません。