新規ビジネスセミナー関連記事第3弾です。
新規ビジネスの話題の中に前回書いた人工知能に加えドローンを活用したビジネスの話もありました。
ドローンの飛行許可の申請も行政書士業務なので、今回はドローンや人工知能について書きます。

セミナーの中では建設業界でのドローンの活用について触れられていました。
スマートコンストラクションというのだそうです。
ドローンを使って測量したり、ドローンの測量データと施工図を重ねて切土と盛土の差を求め、土砂の搬入や搬出量を割り出すなど建設業界でもドローンやITを活用して合理化を図っているようです。

建設業界のようにズレがなく正確性が求めれる分野ではITは活用しやすいと思います。
特に人工知能の活用により工期の短縮や無駄のない作業手順の割り出しなど活用範囲は広いと思います。

工事に必要な工法の選択、重機の種類や数、作業手順、工程表の作成など、これらは相互に関連していますので人工知能が活用できれば合理的な手順が選択されるはずで、ベテランの経験者にとっても経験値を上げるのに役立つと思います。

ただ、最初はどうしても人間のチェックは必要になるでしょう。
とんでもない間違いは防がなくてはならないからです。

そういえば、電脳将棋で将棋ソフトと対局していたプロ棋士が通常、駒が「成る」局面で、あえて「成らない」という選択に将棋ソフトが対応できないことを見抜き勝利したプロがいました。

合理性を追求することが優先され、人間の不合理な選択に対応できなかったわけです。

こういう話を聞くとホッとする方もいらっしゃるとは思いますが、現在は「成らず」にも対応できるようにプログラムが修正されています。
不合理な選択にも対応できてしまうんですね。
ディープラーニングは大げさではないわけです。