入管業務を行っていると入国管理局に電話をすることがあります。
同業者や外国人の方で電話されたことがある人はご存知かと思いますが、非常に繋がりにくいです。

厄介なのはつながらずにかけ直すのならまだマシなのですが、一旦つながってメッセージが流れた後にしばらく呼び出し続けた後、電話が切れる、これだと通話料もかかるでしょうし、何とかならないものかと思います。

外国人の方から、何でこちらに電話してきたのだろうと思う電話もたまにあります。

しかし、あの繋がりづらさを考えるとどこかに聞きたくなる気持ちもわかります。

ということは外国人の方からの電話の何割かは行政書士が答えているはずで、その数を除いてあのつながりにくさということになります。
弊所は従業員がたくさんいるわけではないので自分で電話をかけますが、大きな事務所では電話担当がいるだろうという想像がつきます。
電話をかけまくってつながったら「先生繋がりました」と言って電話を代わる、こんな光景が見られる事務所もあるのだろうと思います。

コンサートチケットを入手するのが上手い人なんかはつながるまでかけるというのは得意なのではないでしょうか。
あまり興味のない入管手続きの場合だと、そういうことに持っている力を発揮したくないという方もいるかもしれません。
今だに粘り強くかけ続けるか、直に行くかの選択を迫られます。

AIで、かけた電話の内容について回答を判断できないものかと思ったりしますが、こういうことを都合よく考えても、本当に技術が進めば電話をかけずに手続きが進んでしまうという状態までもっていけるかもしれないので、人手がかかるぐらいが丁度いいのかもしれません。