パン留学が今日の話題です。
パリ留学じゃないです。

外国人が日本で技能を学ぶ技能実習という制度があります。

日本は製造業での技術が高いためいろいろな国から技術を学ぶ人が来日しています。

教えるほうが善意で受け入れているなら外国人も技能を身につけ母国へ帰りその技術で仕事をしていくことも可能かもしれません。

しかし、安い賃金で使うために技能実習生を受け入れたものの、やらせる仕事が技能とは言い難い作業であるため在留資格の更新ができずに解雇される事案も生じています。

そんな中、本当に技術を学ぼうとする外国人が増えている業界があります。

パン屋さんです。

製パン技術を学べる専門学校への留学生もいます。

日本の製パンの技術はかなり高いレベルにあるようで外国から学びに来る人が増えています。

本場ヨーロッパでは主食であるため、あまり変わった食べ方はしないようです。

それに比べ日本では海外から入ってきた食べ物であるせいか和洋折衷でアンパンができたり、惣菜パンなども作られています。

アジア系の外国人にはこれが魅力のようで製パン技術を学びに日本に留学してくるのです。

2015年ぐらいまではそれほど多くなかったようですが、ここ3年ぐらいの間に製パン技術を学びに来る外国人の数が倍増しています。

2016年にはパンのワールドカップと呼ばれるクープ・デュ・モンドで優勝した韓国チームの中には日本で製パン技術を学んだ韓国人がいたそうです。