しばらく雨が降っていません。
空気も乾燥しています。
インフルエンザがこれだけ流行っているのも湿度と関係があります。
インフルエンザウィルスは湿度40%以上で大分減るようです。
雨が降らないため湿度は当然低めです。
少雨の影響はインフルエンザだけではありません。
火事による死者も増えています。
昨年の同時期よりも火事での死亡者数が多いのです。
更に雨が降ると埃や塵が地面に落ちるため空気もある程度きれいになりますが、雨が降っていないので空気中に埃や塵が多く舞っています。
冬型の気圧配置で風があることで上空ではある程度ホコリなども流れていってしまいますが、地上では反対にホコリやチリが舞う原因になります。
花粉症の人には季節がまだ少し早い気がしますが、ホコリのアレルギーなどがある人にはすでに体に変調が出ているのではないでしょうか。
更に深刻なのは川が干上がってきている所があります。
一部の川で川の水が減りすぎて鮎の遡上の障害になるのではと心配されています。
鮎が川に上ってこられなくなれば当然産卵にも影響が出るのでその後の鮎の数も減りますし生態系も崩れてしまいます。
少し雨が降らない日が続くぐらいなら水不足の心配をすれば良いようにも思えますが、空気が乾燥する時期にこれだけ雨が降らないといろいろなところへ影響が出ます。
それでも飲水については雪がたくさん降っている所があるので雪解け水がある程度確保できるのではないかと思います。
まずは少しでも雨が降ることが大切な状況になってきています。