著作権法が改正されそうです。

これまで自分でアップロードしていなくても著作権を侵害している違法なコンテンツと知りながらダウンロードすると音楽と映像については違法となりました。

これを写真やプログラム、出版物などあらゆるコンテンツについて著作権を侵害するダウンロードが違法となるように法改正される予定です。

注意しなければならないのはスクリーンショットについても違法とされることです。

スクリーンショット自体をダウンロードに含めるという定義にする予定なのです。

改正案は開催中の通常国会に提出される予定です。

改正案が成立し施行されればこれまで画像をコピペしてブログやツイッターなどで配信していた人もそういう利用法ができなくなります。

確かにこれまでゆるすぎる感はありました。

私的利用ならまだしも商用利用で著作権侵害のコンテンツがたくさん溢れている状況です。

特に自分で著作権を侵害してアップロードしたりしなければ、ネットに出回っている情報をダウンロードし公開の仕方に気をつければ問題とされることは少なかったように思いますが、著作権法が改正がされればダウンロード自体が違法となります。

ネット利用自体に萎縮的な効果をもたらすことなどから刑事罰については悪質性の高いものに限定される予定です。

気をつけなければならないのは悪質性の高いものは結構多いのです。

言い方を換えると悪質性の高いものが多いから著作権法を改正して規制しようということになったのだとも言えます。

しかしスクリーンショットをSNSなどで公開しなくてもスクリーンショットで画像を取得すること自体がダウンロードにあたリ違法とされることは相当不便になるようにも思います。

ただ、合法とすると違法な利用をしてきた人が悪用するのは目に見えています。

利用者を増やそうと思えば著作権を有する人がスクリーンショットによる利用はO.Kなどとして著作物を公開していくしかないのでしょう。