マイナンバー通知カードが廃止される予定です。

普及させるのではなかったの？と思われた方はマイナンバーカードとマイナンバー通知カードを混同しているのではないでしょうか。

マイナンバー通知カードは文字どおりマイナンバーを知らせるために送付されてくるもので本人確認書類としては利用できません。

薄い紙のカードです。

これに対しマイナンバーカードは自分で申請しないと取得できません。

このマイナンバーカードの普及率が低いにもかかわらずデジタルファースト法案で手続きのオンライン化が進められるのでマインバー通知カードを廃止するのです。

これからいろいろな手続きでマイナンバーカードが利用されていくことでしょう。

ただ電子申告の際に気になることがあります。

マイナンバーだけでも複数のパスワードが存在するのです。

長めのパスワードや簡易化された４桁のものまで複数存在します。

電子申告ではオンライン手続きのソフトウェアやアプリなどを使うためこれらのソフトウェアのパスワードも手続きに必要になってきます。

ソフトウェア上でパスワードの入力を求められるとよほど注意して入力画面が作成されていない限り使う方は混乱します。

今パスワードと書いていますがこの表現もパスワードと書いたり暗証番号と書いたりまちまちなので混乱の原因になります。

もっと厄介なのは急いでいるから電子申請を選択するという方もいらっしゃると思いますが、こういう時に何を入力すればよく分からず何度か試行錯誤しようとするとアカウントにロックがかかってしまったりします。

急いでいる時にロックを解除してもらうのに時間がかかったりすると間に合わなくなってしまいます。

便利なのか不便なのかわからない状況が出てくるかもしれません。

そのうち電子申請のツールも改良されるとは思いますがソフトウェア上の指示にうまく乗れないと申請ツールが使えないために申請できないといった事態が生じるかもしれません。