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特殊車両通行許可審査体制の変更

特殊車両通行許可の仕組みが変わりそうです。

去年から見直しが行われていて今年4月から許可の有効期間が優良事業者の場合現行の2年から4年に延長されます。

もちろん許可は必要なのですが従来の事前審査重視の体制から、短い審査期間で許可を得られるように変更しそのかわり事後のチェックで実態を調査する体制に変えるようです。

事前審査の時点では道路データの整備を進め自動審査システムを活用し2020年までに10日前後で審査結果が出るようになりそうです。

審査がスムーズ進む分事後のチェックを強化するためETC2.0や車載型荷重計測システムを導入し走行時に許可データとの一致不一致をモニタリングするシステムに変更される予定です。

これにより交通事情等により経路変更することも可能になりますが、実際その道路を通って大丈夫なのかどうかの判断は必要になるので新しいルール作りが必要になりそうです。

通れる経路もオンラインでわかるシステムになるということかもしれません。

その辺はおいおいわかってくると思います。

いずれにしてもこれまで特殊車両の通行許可を取得するのに経路変更した場合の許可も取得して置かなければ経路変更できないというのはあまりにも現実離れしています。

事前に通れる道路を把握していなければならないのは変更後も同様だと思いますが柔軟な運用ができないと事業に支障が出るだけですので道路や交通の安全性と効率的な車両運用ができる体制を整えてほしいものです。

一部には許可期間が延長されるといっても以前の期間延長時に規制も強化されたことから手放しに喜ぶことは出来ないのではという意見も出ていますが、これまでよりも審査がスムーズに進むことは歓迎すべきことです。

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