原油価格に変動があるかもしれません。

原油価格の上昇リスクが高まっています。

イランからの原油の輸入が難しくなるかもしれないのです。

アメリカがイランからの原油の輸入を全面的に禁止するように求めているのです。

アメリカが輸入しないというのはわかりますが経済制裁のために各国に認めている特例措置を打ち切る方針だというのです。

そもそも独立国であれば原油をどこから輸入しようが自由なはずです。

もちろん同盟国として歩調を合わせるということは重要ですが、禁輸措置に協力しなければアメリカの制裁の対象になるのです。

協力してくれないなら自分たちも協力しないというのならまだわかりますが制裁の対象にするというのは行き過ぎではないでしょうか。

確かに経済と軍事はきれいに分けて考えるというわけには行きません。

経済的に潤って蓄えた資金で自分たちを攻撃する武器を開発されては困るということだと思います。

それは直接の場合もあるでしょうし同盟国への攻撃の可能性の場合もあると思います。

ただ、あまりにも極端にアメリカのイスラエル贔屓が全面に出すぎているような気がします。

これだけ極端だと中東情勢を混乱させるだけだと思いますが皆さんはどうお考えでしょうか。

イラン原油の禁輸をアメリカが求めている国は中国、インド、トルコ、日本など8カ国に及びます。

貿易戦争と言われている中国に禁輸を求めて言うことを聞くとは思えません。

というよりも言うことを聞かないことを理由に新たな攻撃の理由にするのだと思います。

立場が明確といえば明確、敵を作りすぎといえば作り過ぎなのですが立場が危ういと言いながらリーダーシップは発揮しているトランプ政権。

では頼りないリーダーに代わるのが良いのかと言われると代わった方が良いと言いにくい状況が現在の世界情勢にはあります。