動物愛護法の改正案が国会で成立しました。

法律では少数派に属する議員立法です。

今回の改正で犬や猫の飼い主はペットへマイクロチップの装着が義務付けられることになります。

これにより迷子となり野良化することを防ぐことに役立ちます。

また虐待を受けている可能性のあるペットもチップにより飼い主が判明します。

その他これまで犬や猫は生後49日超でないと販売できなかったのが56日超に変更されます。

これは生まれたばかりに近いほど衝動買されることが多く、実際育てて大きくなってくると買った頃と見た目が異なってくるので捨ててしまう人がいるためです。

ただ、これについては議論があってブリーダーなどで飼育期間が長くなってくるとそこまで育てて商品価値が低いとなれば遺棄される可能性はあるのです。

まともなブリーダーさんなら動物が好きで選んだ仕事だと思いますので遺棄するなどということはないはずですが、どうしても中には隠れて遺棄してしまう事案があるようです。

このようにペットには販売前と後に遺棄される(捨てられる)可能性があるのです。

遺棄された動物は飼い主が見つからなければ殺処分されてしまいます。

そのため動物愛護団体などから法改正の必要性が主張されていました。

これを受け「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」という超党派の議員連盟が改正案を国会に提出したのです。

通常法律案は政党の政策に関わることなのでライバル政党が賛成するものには反対となりやすいのですが、このように利害対立の少ない法律案については政党や派閥を超えて立法する動きが見られることがあります。

改正法の施行は原則公布から1年以内です。

動物の殺処分減少に役立つことを期待したいと思います。