マレーシアで日本人がコスプレによって拘束されています。

拘束されているコスプレをしているということではありません。

マレーシアで開催されたコスプレイベントに出演した日本人女性3人とスペイン人男性1人が拘束されました。

マレーシアではイベントなどに出演する際は出演者として商業活動を行うことになるので在留資格(ビザ)を取得する必要があるのです。

観光で入国してイベント出演することはできません。

ただし3人はステージ上でパフォーマンスはしていないので間違った通報により身柄を拘束されたと主張しているようです。

日本大使館の職員が面会を求めているので事実関係がわかればおいおい正当な身柄の拘束か不当な身柄の拘束かはわかってくると思います。

マレーシアでは3月にも日本人が拘束されています。

日本人は日本にいる間は在留資格に関わることは少ないため外国に行って日本と同じように活動しがちです。

外国では当然外国人と取り扱われることになりますので注意が必要です。
日本のパスポートがあれば簡易な手続きで入国できる国が多いですが外国へ行けばその国の法律に従うことになります。

日本とは異なる規制がある国もあるので注意が必要です。

ただし今回のように商業活動に商業活動用の在留資格(ビザ)が必要というのは同じような取扱をする国が多いので、短い期間のイベントであればわざわざ捕まえに来たりしないだろうというのは甘い考えです。

日本人がマークされていなくてもイベント主催者がマークされている場合や競合会社やイベント反対住民などが通報するなどというのはありうることなのです。