核家族化が進み高齢化世帯も増えています。
こうなると単身で生活するいわゆる独居老人が増えることになります。
少し前から話題になっている孤独死が増えることにもなります。
孤独死する老人が増えるとその人が住んでいた家を片付ける遺品整理業者の出番も増えることになります。
遺品整理をしてお金に変えられるものはお金に変え遺品整理の費用から差し引いてくれる良心的な業者もいます。
テレビなどで観たことがあるある方も多いのではないでしょうか。
ただ遺品整理の際に売れない物、ゴミとして処分しなければならない物はゴミ収集業者しか扱えません。
人が亡くなった現場のゴミですから時間が経つといろいろと不都合もあります。
そこで遺品整理業者にゴミの収集運搬を認める動きが出ています。
福岡市は大野城市と宗像市に本社を置く遺品整理業者にゴミの収集運搬を行う許可を出しました。
遺品整理に伴うゴミの収集運搬について許可を出すのは政令指定市としてはじめてだそうです。
ゴミの種類や収集日に応じてゴミを出すタイミングなどを考える必要もなくなるため時代にあった臨機応変な対応と言えます。
社会の変化により許認可等の制度も変えていく必要があるのです。
まだ法律として全国の自治体で認められるようになったということではありません。
せっかく許可が出たとしてもこのような許認可を悪用する人間も出てくる可能性があるため慎重な許認可の運用も求められます。
許可が出たはじめてのケースを上手く運用し他の自治体のモデルとなるリーディングケースとなってほしいものです。