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血液を運ぶドローンの話

ちょと変わったドローンの活用事例を見つけました。

アフリカのルワンダで輸血用の血液を病院に配送する事業で利用されているのです。

病院から注文が入ると輸送用の容器に詰めドローンを飛ばします。

注文から発射までわずか数分です。

無人機なのでドローンと書いていますが実物の映像を見たところ小型飛行機のような感じでした。

その分スピードも出て時速100km出るのだそうです。

目的地まで行くとパラシュート付きの容器を落下させます。

パソコン画面でドローンの飛行経路などがわかるようですが目的地のどの辺りにいるのかという詳細をどのように確認しているのかはわかりませんでした。

病院の庭のようなところへ差しかかると躊躇なく輸送容器を落下させていました。

GPSの機能なのカメラで確認できるのかは気になるところです。

以前は車で運んでいたそうです。

車での道路事情の良くない国では時間もかかるうえ通行できないと大変なことになります。

その点ドローンだと直線距離で移動できるので移動距離自体も短くて済みます。

輸血用の血液はあまり保存が効きません。

そのため在庫を増やすと無駄になりますし減らしすぎて不足するのもよくありません。

必要な量を効率よく配送する必要があるのです。

事業自体はアメリカのベンチャー企業が運営しています。

アフリカというと先進国が介入して紛争の原因を作っているというイメージがありますがこのように人の命を助けることに役立っている事例もあるようです。

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