昨日地球の温暖化について正確なデータなどの情報が必要だということを書きました。
今日国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が地球の温暖化が進めば今世紀末に界面が1メートル強上昇し氷河の40%が失われるという特別報告書を発表しました。
IPCCによればこのままだと生態系にも影響し高潮や台風被害などの災害リスクが増すと警告しています。
海面の高さはこの100年で21センチ上昇しているそうです。
それでも地球の温暖化に懐疑的な学者もいます。
400年前にすでに地球は温暖期に入っているので気温などが上昇しているだけだと主張している人もいます。
また各地で最低気温を更新しているなどのデータもあります。
結局の所温暖化の傾向が見られるものの温暖化は作られた嘘だという主張もありどちらの主張が正しいのかよくわからない状況になっています。
地球温暖化が虚偽であるという主張は元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が著書「不都合な真実」で地球温暖化が人為的に作られた問題であると公表したこともきっかけになっています。
現在、現職トランプ大統領も温暖化は嘘だとしてパリ協定を離脱する経済政策を推し進めています。
元副大統領ゴア氏の主張は政治や経済のために地球温暖化が人為的に作られているというものです。
同じような発想を現在のトランプ大統領の立場で置き換えるとアメリカ経済活動の推進のために温暖化は嘘だと主張している可能性もあるのです。
結局、経済問題を中心に政治利用される問題であるため公的な機関の発表であっても安易に信用してはいけない問題ということになりそうです。
地球規模の問題となると様々な要因が考えられるため複数の情報の中から真実に迫るのはとても困難だということになりそうです。
不都合な情報は隠され都合の良い情報が作られるからです。