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中国人民開放軍からのメッセージ

日韓関係が上手く行っておらず米中の関係も悪化しているため隣近所と不仲の日本ですがちょっといいニュースが入ってきたので取り上げます。

中国の新型ミサイル駆逐艦「太原」が台風19号で被災した人々に対し日本語で「台風の被災者を見舞い、被災地の早期復興を祈願する」という横断幕を掲げ被災者へお見舞いのメッセージを送りました。

そもそも反日感情が高いと言われている中国ですからアメリカと仲が悪いのに日本に中国の駆逐艦が寄港していることを不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

私もこのニュースを聞くまで領海侵犯ならいざしらず公式に寄港しているとは知りませんでした。

今回海上自衛隊の観艦式に参加するためにアメリカ、オーストラリア、インドなどの艦艇とともに横須賀港に寄港していたのです。

「太原」がこのようなメッセージを掲げていることがSNSで拡散されたくさんの「いいね!」が押されたと中国人民解放軍報も伝えています。

例えて言うと銃は持っているが撃たないので自分の家に入れる。

人の家に入るのだから銃は撃たないしどのような銃を持っているかも見せるという関係が成り立っているということになります。

もちろんすべての軍事装備を公開するわけではありませんが新型の艦艇を呼ぶことができていることを評価したいと思います。

どのような兵器を持っているかデモンストレーションや威嚇の意味があるのだという意見もあるかとは思いますが近代戦は情報戦ですので情報を取られることのデメリットの方が大きいと考えた方が良いでしょう。

アメリカやインドが参加しているところへもやってくるのですから自衛隊が立派な外交ルートの一つであることがわかります。

戦闘のための組織の話をちょっといいニュースというのは違和感がある方もいらっしゃるかも知れませんが世界的には軍事組織があって当たり前の中、有事の時ではなく有事にならないようにも役に立っているということでお知らせしたいと思いました。

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