来年以降日本でも5G回線の普及が進んでいくものと思われます。
5Gになると今まで以上の大量高速通信が可能となるためコネクテッドカーも利用が現実的になってきます。
コネクテッドカーとはインターネットへの常時接続がなされ様々な情報サービスを受けることが可能な車をいいます。
自動車自体がICT端末のように機能します。
自動運転だけでなく様々な情報を収集分析することにより今までにない価値を生み出すと言われています。
トヨタ自動車とウエザーニューズは車のワイパーの稼働状況から雨の降り方を把握する実証実験をはじめました。
実験は11月末まで東京、愛知、大阪で行われます。
これまで車から得られる情報といえば渋滞情報ぐらいでした。
車のワイパーが動いている=雨が降っている
ということが言えそうなのでワイパーの稼働状況から雨が降っているかどうか確認できるわけです。
走っている車の数だけアメダスがある状況になってくるということだと思います。
天気予報の精度も上がってきているので反対に天気予報の情報や周りの車の情報から自動的にワイパーを動かしてくれる自動車なども可能になってきそうです。
車で移動しながら様々な情報を発信収集することが可能になっていきます。
実験データを会社が取得するだけでなくマップとして可視化されたものが公開されるそうです。
ワイパー天気予報
https://tpf.weathernews.jp/v/TOYOTA/wiper/intro/
色々なサービス提供についての競争が本格化してくるのでこれ以外にも様々なサービスがこれから提供されてくることになってきそうです。