訴訟手続き特に民事訴訟の手続のオンライン化が検討されています。
現在も法改正により手続きでテレビ会議や電話会議の導入などの導入などがなされていますが手続の一部に留まっています。
国際紛争の増加や裁判の迅速化を進めるため検討が始まっています。
訴訟期間は平均で9ヶ月ほどになっているので国際紛争となっている場合でも日本の裁判手続きの利用は避け海外での裁判手続きが選択されるケースが多くなっています。
特にU.S.A（アメリカ）では州によって異なりますが手続きのオンライン化が進んでいます。
そのためアメリカと日本の当事者が争いとなった場合アメリカでの裁判を選択されることが多くなっています。
この点を改善しようとオンライン化に本腰を入れるようです。
裁判手続きのオンライン化を進め日本の司法制度の国際競争力を高める狙いです。
政府は骨子案をまとめ関係法令の改正に着手します。
ただし一気にオンライン化するわけにも行かないので段階的にオンライン化が進められる予定です。
数年かかりそうですがその間にIT技術も進歩します。
場合によっては人工知能（AI）による裁判も可能となるかもしれません。
人間の感情に左右されない判断が可能となった場合皆さんは人間による裁判を望みますか、それともAIによる判断の方が公平と感じるでしょうか？
こういうことが大げさではない時代になってきています。
弁護士は士業の中ではAIに取って代わられにくい仕事と言われていますが、弁護士に誰を選任するかではなくどのソフトを使うかで迷う時代がやってくるかもしれません。
裁判のオンライン化進む
