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美ら海水族館で何故か新種発見相次ぐ

最近何故か沖縄の美ら海水族館で新種の発見が相次いでいます。

1つはジンベイザメの口の中から発見された新種のヨコエビです。

ジンベイザメの健康診断の時に口の中から見つかりました。

正確には口の奥のエラの部分に生息していたそうです。

広島大学の富川教授らの研究グループが発表しました。

この新種のヨコエビは「ジンベエドロノミ」と命名されました。

もう一つはイソギンチャクです。

こちらは東京大学などの研究チームが発表したものです。

2004年に石垣島の深海で採集されていましたが属や種が不明なため公開はされていませんでした。

確かに展示するには名前や何属といった表示も必要なのでよくわからないイソギンチャクとして展示することはできなかったのだと思います。

一般公開用とは別の水槽で15年ほど飼われていたものが今回新種だということがわかったのです。

このイソギンチャクはクローバーカワリギンチャク属なのだそうですがこの属には1種類しかいないと考えられていたにもかかわらず101年ぶりの新種発見となったそうです。

この新種は「チュラウミカワリギンチャク」と命名されました。

どちらも美ら海水族館での発見であることやジンベイザメと共生しているヨコエビであること、他の魚と共生することが知られているイソギンチャクという共通点があります。

美ら海水族館と共生ということに今何か特別な意味があるのでしょうか。

不思議な感じがします。

ちなみに新種発見のニュースは入ってきていますがこれらの新種が展示されているのかどうかはわかりません。

ジンベエドロノミの方は口の中に棲み着いているので取り出して見せてもあまり意味がないかもしれません。

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