国家資格でもある施工管理技士の試験で不正合格が明らかになりました。

大和ハウス工業によれば受験資格として要求される一定期間の実務経験について会社側がチェックをセずに証明書に押印していたとのことです。

社内の内部告発から明らかになったようです。

社員349人が不正に合格し過去についても30年以上前から同様の証明書が発行されていたようです。

他にも10種類の資格で422件の不正が確認されたとのことです。

ただこの手の不正は大和ハウス工業に限ったことではないのではないかと思います。

同じような不正が行われているという話は聞いたことがあります。

行政書士の業務上知り得た事実からこの記事を書いていると勘違いされては困るのであえて申し上げると行政書士になる前から同様の話は聞いたことがあります。

おそらく私だけではなくこのような不正が行われていることを見聞きしたことがある人は多いのではないかと思います。

中には自分もそのような方法で資格を取得したという方もいらっしゃるかもしれません。

今回このような不正が明らかになった以上国土交通省も対応せざるを得ません。

不正が明らかになった人に対しては合格を取り消し3年間は受験を禁止するという措置をとるそうです。

資格者の設置を義務付ける特別法があることが多いのでそのような特別法違反の疑いも出てきます。

事業主側の処分ということにもつながってくる可能性があります。

あまりにも数が多く期間が長い場合はどのように処分すればよいのか誰もが困惑する事態になりそうです