ドラッグストア業界の再編が進んでいます。

ドラッグストアの中には一般の市販薬などを売っているお店と病院の医師から処方された薬を調剤する調剤薬局が含まれます。

ドラッグストアでは薬以外にも食料品などが安く売られていてスーパーよりも安く売っているのを見かけた方も多いと思います。

これは薬の利益率が高いため食料品の利益率を低く抑えても儲けが出るからと言われていました。

2019年に政府の方針で調剤薬局の調剤料などを引き下げる方針が打ち出されました。

調剤分野での利用数は増えることが予想されるため患者さんの医療費の負担を減らすのが目的のようですがドラッグストア業界の競争を激化させることとなりました。

調剤薬局には当然薬剤師が必要で薬の利益率が高いと言っても薬剤師の資格を持つ人を雇うとなるとそれなりの給料を払わなければなりません。

となると1店舗で2人から3人いれば良い方ということになります。

より多くのお客さんの数が見込める店舗をつくるということとお客さんがいたらいたでどれだけ薬剤師を確保するかというジレンマの中で経営統合が進んでいます。

もちろん競争は調剤薬局だけでなく市販薬を売っている企業でも激しくなっています。

最近も大手ドラッグストアの経営統合のニュースが流れました。

お客さんが増えたら増えたで薬剤師意外にも人度が必要になります。

利便性という点でもある程度の規模の企業のほうが経営には有利となってきています。

薬局業界も個人経営には厳しい時代となってきました。