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飲食店の試練

コロナ対策で東京都は種類を提供する飲食店とカラオケ店で午後10時までの営業をするよう要請しています。

期間は8月31日までとなています。

協力した事業者には20万円が支給されます。

焼け石に水という批判もあります。

午後10時まででどれだけ稼げるかも不明です。

過去のデータから見れば非常事態宣言が再び出されてもおかしくない状況になっています。

国から非常事態宣言が出されないとしても東京都が独自に東京アラートを出してもおかしくない状況です。

明らかに補償の問題があるため、より厳しい自粛を呼びかけられない状況なのだということでしょう。

先程の協力金20万円をもらうには感染防止ステッカーをお店に貼ることになっています。

ステッカーを貼っていないお店の利用を控えるように呼びかけたりもしているようです。

これでは強制力がないと言いながら事実上強制しているようなものです。

20万円では通常お店の維持費には当てられないことが多いと思いますので、営業は自由にさせないけれどもその月の生活を切り詰めて、お店を維持するだけは自分で稼ぎなさいと言っているようなものです。

勿論コロナは国や東京都が招いたものではないのですが、この難局に誰もが緊急避難的な手段さえ思い浮かばないでいます。

普段の経営ではキャッッシュフローが大事だということが言われていました。

そのキャッシュフローの仕組みを上手く構築していた事業者さえ経営が立ち行かないという厄介な状況になっています。

夜10時以降に今一番お酒が飲みたいのは飲食店経営者かもしれません。

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