新型コロナウイルスの感染者が増えている中、GOTOトラベルキャンペーンが実施されています。
経済効果を狙っての政策ですが思ったように進んでいないようです。
GOTOトラベルに登録している宿泊施設が全体の3割にとどまっているようです。
GOTOトラベルの内容は東京在住者や東京発着の旅行を除き国内旅行の2分の1相当額を国が代金の割引やクーポンの支給によって支援するというものです。
肝心の東京が蚊帳の外ですが旅行業者のシステムによっては予約できてしまうことがありますが、適用対象外なので東京の方はご注意ください。
宿泊では上限2万円まで日帰りでは上限1万円までとなります。
この上限内の支援額の内訳として7割が旅行代金の割引、3割が旅先で使える地域振興クーポンとなります。
ですから高額の旅行をしても支援学は2万円までで、1万4千円が割引、6千円がクーポンというのが上限ということになります。
大手の旅行業者を通じての利用が中心で、中小の宿泊施設では直接予約による個別の対応をするには手続きが面倒という事情があるようです。
旅行業者や業者と取引のある宿泊施設だけでも経済効果があるのは良いと思いますが、折角なら本当に困っている中小の宿泊施設にも利用しやすい政策となった方が良かったように思います。
ただ観光地でのコロナウイルス感染者も増えているため、この時期に旅行する人たちも十分楽しめていない感じがします。
感染を恐れて旅行者は行きたいところになかなか行けない、お店はコロナの感染源となっては営業できなくなってしまうのでどんどん来てもらってお金を使ってもらうというわけにもいかない。
営業してもしなくても厳しい状況が続いています。