コロナが流行しマスク不足の時期がありました。
政府もマスク不足を解消しようといわゆるアベノマスクを配布しました。
サイズが小さいこともあって評判はあまり良くありませんでした。
中高生の間ではアベノマスクにデコレーションを施すことが流行っているようです。
このようにマスクに色々工夫をすることが流行っています。
メーカーレベルでいろいろな機能を付加する場合もあれば個人レベルでのデコレーションもあります。
本来のマスクメーカーではなかったところがマスク不足を解消しようとマスク生産を始めたところもあります。
着物の帯がちょうどよいサイズだと帯の生地を作っていたところがマスク生産を始めた例や水着メーカーやデニムのメーカーがマスクを生産しはじめています。
中高生のようにいろいろな装飾を施すデコレーションもありますが、最近見かけた例ではお店の店員さんの口元の写真がマスクに印刷されているものがあります。
マスクに穴があいて口元が見えているかのうような違和感はありますが、漫画や他人の口元が印刷されているわけではないので本来の顔ではないように見えるような違和感はありません。
マスクに印刷するのは笑顔の口元なので店員さんは常に笑顔でいるように見えます。
お客さんにも評判は悪くないようで笑顔で接客してもらっているかのような印象を与えるようです。
ただこれを見て気になったのが反対に常に笑顔でいることからトラブルにならないか心配になってしまいます。
お店で接客していれば当然クレームになることはあるわけで、人がクレームをつけている時や、怒っている時に店員さんが常に笑顔なのはどうかと思います。
マスクに印刷されているとわかっている場合も起こりえますが、わかっていない場合は尚更お客さんの怒りを増してしまうのではないでしょうか。
慌ててマスクを外したらウィルスを感染す気かなどと怒られないことを祈るばかりです。