GoToトラベルキャンペーンで予算の枠を使い切ってしまい割引額が割り引かれるというややこしい状態になっていました。

政府は慌てて補助金を追加配分することを決めました。

ただし旅行業者は追加配分がなされるまでは立て替えなければならないようです。

この立替えは明日から始まるGoTo商店街でもあてはまります。

1つの商店街で最大300万円まで補助されます。

複数の商店街が連携する場合は500万円が上乗せされます。

どのようなイベントが企画されているのか楽しみでもあります。

ただお金の使いみちは自由ではなく金券の発行などは対象になりません。

商店街が活性化するなら何に使っても良さそうですが、使い切りのお金ではなくイベントなどで増やすためのお金と考えているということでしょうか。

まずスタート時の対象に選ばれたのは全国で34事業です。

1つの都道府県で複数の事業が実施されるところがあるので、全国18の都道府県で実施されます。

1都1道2府43県ですから全国で47の自治体があります。

せっかくなら半分以上の自治体で実施事業があるような状態が望ましいと思うのですが、企画力が必要になるためかGoTo商店街事業が実施されるのは全国の半分に満たない自治体にある商店街です。

立て替えが厳しいというのも大きな理由ではないでしょうか。

一方でコロナの感染者が増え始めています。

昔なら商店街は蜜になる場所の典型だったと思うのですが、最近は蜜にならない商店街が増えてしまっていることを考えると複雑な心境になります。