コロナの影響によってか東京からの転出する人口が転入を上回っています。
コロナの影響によりリモートワークや地方移住の流れができてきたためか東京では今年4月からの半年間は転出が転入を上回りました。
コロナ以外の原因も考えられます。
もともと東京への一極集中が問題視されこれを改善するために地方への移住などが勧められていました。
これには過疎化が進む地方からも移住に対する補助金を出すなど両者が一致した利害関係を持っていました。
政治的にも地方移住を進める動きがあったように思います。
なぜ政治的にも地方移住の流れになっているかと言えば人口の高齢化が挙げられます。
医療体制や介護の体制を考えると明らかに高齢者が集中し過ぎているのです。
このような事情もあり東京に働く場所が無いのであれば地方が魅力的だというたぐいの情報が流れることになります。
こうなってくるとマスコミも一緒になって流れを煽ります。
テレビ番組などで地方移住でこんなに暮らしが変わった的な番組が増えるのにもこのような原因があるのです。
他方でこのような情報に乗って地方移住をした人の中には、地域の人と軋轢が生じまた戻ってき来てしまう人やお金を使って移住したため戻るに戻れない人などの問題も生じています。
ただ住めば都というとおり住んでみると案外良いところがあるというのも事実です。
本気で移住を考えている人は候補地に実際に住んでみてから決めるというのも一つの方法だと思います。