GoToトラベルやGoToイートなど様々な経済対策が行われていますが実際に使ってみると思ったほどのお得感がないという印象を思ってしまいます。

せっかく経済対策を打ち出し経済を盛り上げようとしているのであまり水は差したくないのですが、予算が限られているためか実際に利用してみると拍子抜けということが多いように思います。

マイナポイントも銀行利息に比べれば最大で5000円というのはとても魅力なのですが、期間中ずっと25%還元ぐらいでないとお得感が出てきません。

GoToシリーズについても国側ではなくお店側の提供の仕方の問題ではあるのですがその背景には国の予算が確保できていないという原因が見え隠れします。

GoToトラベルについては財源切れですぐに割引が中止になり再び継続されたという経緯があります。

Gotoイートについては持ち帰りには適用されずに、お店での飲食に限定している店もあります。

国がそうしろと言っているわけではないのですがコロナ感染の予防を考えるならむしろテイクアウトに適用されるべきだと思うのですが。

経済対策であって国から受けるサービスではないので、お得感があまりないと言っても始まらないのかもしれませんが、やっていることはあくまで消費の呼び水になるようなことです。

その呼び水が飲んでみると今ひとつ物足りないという感じがしてしまうのです。

財源がふんだんにあればばらまきたいぐらいということなのかもしれませんが、小出しに分散してしまうデメリットというのもあると思います。

小出しにしすぎると焼け石に水になります。

特定の業界に限定せずに幅広く波及効果を生み出したい、そのためには気分が大事で大きな額が国民に行き渡るようにするのは10万円で打ち止めということかもしれません。

麻生大臣は10万円給付の効果はあまりなかったと言っていますが、案外現在の株価の高騰に貢献しているのかもしれません。