自然災害が増えていますが、昔からある被害の原因として雷があります。

個人が被害に合う場合もあれば、企業が被害に合うこともあります。

どこに落ちるか予測が難しいため防ぐことができないでいます。

NTTが通信設備を雷から守るためのこれまでの研究成果とドローンを組み合わせて雷を誘導し充電する仕組みの研究を進めています。

NTTの主催する技術イベントで発表され再来年ぐらいから実証実験に入る予定だそうです。

高精度に落雷を予測するシステムと誘電ドローンを組み合わせます。

風雨や雷に耐えられるドローンを開発し落雷を誘導します。

ドローンには有線ケーブルがつけられていて落雷による電気を地上に伝える仕組みです。

地上の雷充電車で雷の電気を充電するということを考えているようです。

落雷を誘導するには相当な高度を飛行しなければならないため有線ケーブルの重量を軽くしなければならないなどの課題もあるようです。

雷の威力を知っている人はあのエネルギーを利用できないのかと思ったことがあると思います。

テレビでも同じような質問がされていることを見たことがあり、その時は落ちた雷のエネルギーを利用することは難しいというような回答をしていたように思います。

今回の技術発表の内容からすると要するに落ちる場所が予測できないので利用しにくいということだったのだと思います。

落ちる場所がわかったとしてもエネルギーを受け止めるだけの設備を作らなければなりません。

雷発電ができる日がくれば被害も減るし低コストで電気が作れることになるかもしれません。