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意外な伸び

国産のジンの出荷が伸びているのだそうです。

ジンはカクテルのベースになるお酒です。

個性が強いため用途は限られますが料理などに使うととても爽やかな香りが付きます。

国内での出荷量は2割ほどの増加ですが、輸出量が大きく伸びています。

2016年頃まではほぼ輸出がゼロだったのですが、2017年頃から増え始め2018年には急激に伸びました。

このニュースを聞いた時、個人的には新型コロナウイルスの流行により消毒に用いられたり、消毒液を生産するためにお酒の工場が消毒液の生産を始めたというニュースを耳にしていたので、海外での生産が追いつかず日本産の需要が高まったのかと思いました。

ただ輸出量が伸び始めたのは2018年頃からですから新型コロナウィルスが流行する前です。

ということは消毒液に用いられたり生産が追いつかないということが原因ではないようです。

日本製のジンでは「ゆず」で香りをつけたり「お茶」で香りをつけた製品を日本のメーカーが開発しこれが海外で設けているようなのです。

お酒の世界ではワインか日本酒かなど和か洋かなどの話題になりがちですが和洋折衷の選択肢が増えているわけです。

そう言えば洋風料理に「みそ」を加えたり、中華だしに「かつおだし」を加えると美味しくなる感じがします。

逆に海外の人は食べ慣れたり飲み慣れたものに和の食材の味が加わると美味しく感じるのかもしれません。

食べ慣れたり飲み慣れたものに普段とはちょっと違った香りがするだけで新鮮な印象に変わるのだと思います。

これがイメチェンの本質なのかもしれません。

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