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ロゴの影響力

今日は商品のロゴに関する話題が続けて出てきたのでこれについて書きたいと思います。

1つはビルーの商品名です。

ラガービルーといえば有名なのはキリンですが、今回話題になっているのはサッポロビールの商品です。

ラガーという商品の表記が本来「LAGER」であるはずなのに誤って「LAGAR」と印刷された缶を使って商品を製造してしまったためメーカーは慌てて回収を始めていました。

ところが品質に問題ないなら買いたいという消費者の声やフードロスの問題が社会問題化しているせいもあり一転販売することになりました。

すぐに売り切ってしまうと思うので特に誰も損する人はいないのではないかと思います。

ラガーは「貯蔵する」という意味を持つドイツ語のラーゲルン(lagern)が由来ですので英語の感覚の方が強い日本で「E」を「A」と取り違えてしまったのだと思います。

次はマスクです。

本来マスクを作っていないメーカーもマスク製造に乗り出しているとニュースは聞いたことがあると思います。

そのうちの一つがシャープです。

シャープ製のマスクも人気が高いようです。

新しい大学入試制度である共通テストではマスクの着用が義務付けられていますが、シャープ製のマスクにはシャープというロゴが入ってしまっているため試験での着用ができないのではないかという疑問が出ていました。

アルファベットなどの表記が入っているのもは使用条件から外れてしまうのです。

確かに難しい単語ではありませんが英語の試験などに「SHARP」という単語が出ない保証はありません。

ところがこれも大学入試センター側から使用して差し支えないという回答があったようです。

仮に出題されたとしても「SHARP」の意味が書いていなければ別に有利にはならないということでしょう。

ただ、英作文に出題されている場合はスペリングがわかってしまうので今年の英作文の問題には「SHARP]を使う問題は出題されないのかもしれません。

たまたま同じような時期に話題になりましたが、これらの事例から商品に商品名や社名を入れる場合にはどこにどのようなデザインで入れるかというのもかなり重要なのだということがわかります。

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