年が明けても新型コロナウィルスの感染者数が減らず、緊急事態宣言が出ている状態です。

東京オリンピックの延期が決まり今年開催という予定ではありますが、どうなるかはわかりません。

更なる延期論も出ていますが、開催するかしないかであってこれ以上の延期は無いという人もいます。

医療関係者からは海外のゲストを受け入れて、例え2週間程度の待機期間を置いたとしても、一旦感染すれば国内で受け入れる体制は調っていないなどの意見が出ています。

確かに緊急事態宣言を出してまで感染者数を減らそうとしている中で、オリンピックを開催し変異ウィルスが持ち込まれたり逆に国内で感染させてしまうことは今以上の感染者の拡大にしか繋がりません。

春先にかけてワクチンが利用できるようになりそうですが、この状態で開催しても送り出す方の国がトップ選手をそのまま送り出すかどうかもわかりません。

選手の中にはどのような形でも開催してほしいという人もいますが、今開催されても参加できないという人もいます。

スポーツ競技のトップ選手のピークは決して長くはないため今回しかチャンスがないという人もいるでしょうが、無理に参加して感染すれば、体を鍛えていると重症化しにくい病気でないというのも厄介なところです。

コロナウィルスの感染者数を減らすことを考えれば開催は難しいと言えます。

反対にこれを乗り越えて上手く開催できればコロナ蔓延の閉塞感の打開につながるとも言えます。

どうなるかはわかりませんが、オリンピック開催の費用をコロナ対策や補償に使った方が良いという現実的な意見も出始めています。