新型コロナウィルスの影響により営業自粛や日常生活での自粛が求められメンタルヘルスに問題をきたす人が増えているようです。
企業でもリモートワークなどで1人で活動するようになり心身のバランスを崩す人に対するケアを行うところが増えています。
民間だけでなく、コロナ対策や災害対策などで派遣されている自衛隊でも任務解除後のミーティングを通じてストレスが軽減できるようにマニュアル化も進められているようです。
このように普段とは異なる生活になり必要になってくるのは孤独に耐える力と言ってもよいのではないでしょうか。
SNSなどを通じ新しい人との繋がり方が増えてはいますが、面と向かって会わないことや直接話さないということは人間にとって不自然な部分があるようです。
普段人と会って話をすることがストレスになっている人にとってはリモートワークなどで、1人で行動することはストレス軽減になっているという人もいるかも知れません。
ただあえて集団で働くことを望んでいた人にとっては個人事業主のような状態を意識させられることが不安につながるかもしれません。
企業勤めの人にとっては個の不安、自営業者にとっては仕事の不安、すべての人にとって先行きの不安が漂っているのだと思います。
このような不安に直面し病気にならないようにするには非常に単純なことですが生活リズムを整え、なるべく太陽の光を浴びて、栄養(食事)に気を配り、適度に運動することが大切だと思います。
仕事などでどうしても夜活動しなければならないのでなければ早寝早起きがお薦めです。
太陽の光を浴びることはセロトニンなどの分泌が促されるうえ、ビタミンDが合成されることにも役立ちます。
生活リズムを整えるには寝る時間や起床時間だけでなくセロトニンによっても調節されます。
体の様々な機能を上手く働かせるには栄養をバランスよく摂ることも大切です。
要はこれまで生き残ってきた人間が行ってきたことに立ち返ることが有効なのだと思います。
まずは身体の状態を整えないことには様々なストレスを迎え撃つことができません。
このような目新しくないことを改めて確認し、実践しなければならないほど個人のメンタル面が危うくなっているのだと思います。
私もなかなかできていない部分もあるのですが、これからだんだん暖かくなってくるので外で運動する時間を増やしていきたいと考えています。