事務所に比較的近い秋葉原で風営法の許可を受けずに接待飲食店の営業をしたとしてメイドカフェ5店舗が摘発され、経営者や従業員6人が逮捕されてしまいました。
このお店は飲食業の許可は受けていたようなのですが、接待飲食店に必要とされる風営法の許可を受けていませんでした。
なぜ許可を受けなかったのかは推測になりますが、風営法の許可の手続きをする費用が惜しかったのではないと思います。
朝まで営業していたようですので、おそらく営業時間の問題ではないかと思います。
接待飲食業は深夜酒類提供をしないのであれば通常0時までの営業になります。(コロナによる営業自粛は別問題)
秋葉原の場合、商業地域であれば営業時間を延長できる地域に指定されていますので、午前1時まで営業が可能です。
許可を受けると当然午前1時までの営業時間を守っているか監督されることになります。
であれば午前1時までのお店として把握されていなければ、隠れて営業すればわからないのではないかという発想だと思います。
飲食店では不特定多数のお客さんの出入りもありますし、周りの目もありますので、どこからかばれるわけです。
コロナ下で営業時間の自粛もあり余計に目立ってしまったのではないでしょうか。
営業内容は過激なものではなかったようですので、普通に許可を得て営業時間を守っていれば、営業自粛により厳しいなりに営業の方はなんとかなったのではないかと思ってしまいます。
飲食業としては酒類提供をメインにしていないなら経営を継続しやすい業態だけにもったいない気がします。
必要な許認可はきちんと受けて営業するようにしましょう