新型コロナウィルスのワクチン接種の接種券が手元に届きました。

いざワクチン接種を受けようと思って予約をしようとしても電話がつながらないことも多いようです。

逆に言えば医療現場は問い合わせや予約の電話で混乱しているようです。

少しでも医療現場の混乱を減らすために情報共有させていただこうと思います。

まず現在、ワクチン接種を受ける場所としては

1.大規模接種会場

2.自治体の協力医療機関

3.病院

4.職場での接種

このうち2は自治体の協力医療機関として自治体の集団接種会場もありますが、地元の病院が名を連ねていることが多いため2と3は一部重なっていることもあります。

どこで接種可能なのか、接種可能だとしてワクチンのメーカーはどこかなど電話で確認したくなりますが、それをすると益々電話が繋がりにくくなるという悪循環となります。

現在、厚生労働省が「コロナワクチンナビ」というサイトを立ち上げていて、そこでかなりの情報を収集できますのでリンクを貼っておきます。

コロナワクチンナビ」(https://v-sys.mhlw.go.jp/

このサイトで「接種会場を探す」をクリック(またはタップ)していただき地域を指定することで接種を受けられる病院が表示されます。

条件指定もできるため「予約可能な会場のみ表示」されるように検索したり、「一般受入可の会場のみ表示」されるように検索することもできます。

このうち「一般受け入れ可」とは医療関係者などのように特定の属性の人のみが接種を受けられる場所ではなく、文字どおり一般の方がワクチン接種を受けられる会場という意味のようです。

ここで表示される会場(病院)の表示では接種を受けられるワクチンのメーカーも確認できます。

注意が必要なのは予約不可として「☓」が表示されている会場もあるのですが、これは一般受け入れが現在できないという意味のようです。

そのため普段通院している方は3のかかりつけ医の病院として予約を入れる分には受け付けてくれることも多いようです。

つまり予約不可と表示されていても2の自治体の協力医療機関として普段通院していなかった人を一般受け入れすることはできないが、3のかかりつけ医としてこれまで通院していた患者は自分のところで接種するという病院が多いようです。

3の病院についてはかかりつけ医でないと駄目ということではなく、新規の外来として接種を受けられる可能性もあります。

1の大規模接種会場も含めこのように選べる選択肢の中から自分でこの「コロナワクチンナビ」を上手く使い接種会場を決めて予約してみてください。

電話での問い合わせが減るだけで医療現場は相当助かるはずです。

ちなみに1の大規模接種会場ではモデルナ社製を使用することが多く、2の自治体の集団接種会場とクリニックなどの病院ではファイザー社製を使用する場合が多いようです。

4の職場での接種については各職場でご確認ください。

アストラゼネカ社製は当面は使用が見送られるようです。

(この記事は掲載日2021年6月19日時点での情報ですのでご注意ください。)