新型コロナウィルスの流行により人の活動は鈍っていますが、活動の場を広げているのがドローンです。
このところ大雨などの災害が続いています。
災害現場での被害状況の確認や救出作業などでもドローンが活用されています。
更に強風などで設置物が壊れるなどの被害が出ているため、屋外看板等の点検にもドローンが使われています。
これまで人が登らなければならなかったような高いところなども簡単にカメラの映像で確認できるため、コスト的にも安く済みそうです。
夏といえば雨だけではありません。
夏といえば海です。
コロナ下で、外出を控えている人が多いので、海水浴に出かける人も少ないかもしれませんが、海水浴場でもドローンが活用され始めています。
ライフセービングで利用され始めているのです。
まずドローンを飛ばし上空から溺れている人を確認します。
これもカメラの映像で確認できるので、溺れている人が確認できたらドローンにセットされている浮き輪を投下します。
すると溺れている人のそばに浮き輪が落ちて膨らみます。
これにしがみついている間に浜辺からライフセーバーがサーフボードで救出にやって来きます。
これまでよりもだいぶ救命率が上がるのではないかと感じます。
海だけでなく川にも救命道具として、浮き輪付きドローンを設置すればよいのではないかと思うぐらいです。
許認可の問題が出てくるため、どこでもというわけには行かないと思いますが、将来的にはハードウェアやソフトウェアで飛行ルートに制限を設けるということも可能なので、救命用は規制を緩和するなどという方法も考えられると思います。