少子化ということが言われています。
基本的には各夫婦の問題ですが、ここまで少なくなってくると社会に対する影響は大きくなります。
少ない若者で多くの老人を支えなければならない社会が到来しています。
晩婚化も進み、たくさん子供がいる家庭の方が珍しくなっています。
一方で子供がほしいけれども、なかなかできない夫婦も依然として存在します。
医学の進歩もあり、不妊治療などを行う人も珍しくなくなっています。
そうは言っても体外受精というと少し前はニュースになりました。
その体外受精により生まれた子供の数は70万人を突破しているそうです。
もちろん日本だけの数字です。
2019年には6万598人の子供が体外受精により生まれています。
新生児の14人に1人という数になるそうです。
ということは小学校の1クラスに2人ぐらいはいても不思議ではないことになります。
いつの間にかニュースにはならないぐらいの数になっていたということです。
このような体外受精による出産が増えている背景として、今までと同じくらいの数の子供ができない夫婦が子供をもてるようになっているいうことなのか、子供ができない夫婦の数が増えているのか、この辺も明らかにしてもらいたいと思います。
中には両親の遺伝子を受け継いでいない子供も出てきていると思うので、家族ではない人との遺伝的なつながりについての法整備も進めなくてはなりません。
さらに体外受精に対するルール作りも十分とは言えないため、これについてもルール作りを進めなくてはなりません。