法律は特定の国の国内で適用されるものなので、国によって法律が異なります。

一部の法律は国外でも適用されることがあります。

しかし、民主主義国家であれば、法律は特定の国の国民の意志を反映して作られるものなので、基本的には特定の国でしか通用しません。

言い方を換えるとその国の国民性が現れているとも言えます。

U.K(イギリス)では動物福祉法案の検討が進んでいます。

そこでは苦痛の感覚がある動物を保護するため、ある動物に苦痛の感覚があるかどうかが調査されています。

これまでの研究を調査し、タコや大型のエビ、カニにも苦痛の感覚があるという調査報告書がまとめられました。

この調査報告書を基に法案で、これらの動物も保護対象にすることが検討されています。

実際、タコには痛覚だけではなく、記憶力があるという研究もあって、かなり知能が発達しているのではないかということも言われています。

かといってU.Kでタコ焼きが食べられなくなるかというと、そういうことでもなさそうです。

どのように保護されるかというと生きたまま茹でてはいけないということになりそうです。

生き物に対する感覚は国民性によってかなり異なっていて、イギリスではありませんが、外国では料理番組などで生きたままの魚をさばくシーンの放送に規制がかかっている国もあるようです。

もちろんそのような国でも魚を食べないわけではありません。

今回の動物保護法案の報告書でも、生きたまま茹でないなら、どのように調理するかというと、痛みを感じにくい締め方などが盛り込まれているそうです。