牛乳が余ってしまい廃棄しなければならない恐れが出てきているそうです。
岸田総理も自ら牛乳消費へのアピールをしています。
本来平常時の経済活動に合わせて食料品の一部として供給されている牛乳ですが、新型コロナウィルスの影響により、飲食店などでの消費が減っているため、余り易い傾向が生じていました。
年末年始に学校給食などでの消費も減るため、現在供給過剰の状態になっています。
牛乳メーカーへの支援というより、平常時の需要に合わせて酪農家が乳牛を飼っているため、酪農家への支援でもあるのです。
供給過剰だからといって、生き物としての牛や牛乳の出具合を調整するというわけにも行きません。
そこで首相自ら消費へのアピールに乗り出したり、様々な企業が支援に乗り出しています。
これに水を差すようですが、牛乳は動物性脂肪を含む為、健康に影響がある人は無理して飲むべきではありません。
健康上の問題をクリアできるなら、ある程度飲んで協力することは良いことだと思います。
牛乳は流通業界で日配と呼ばれるように、あまり保存には向きません。
しかしチーズやバターなどにも加工できるので、メーカーは在庫を持てるだけ持つように工場を稼働しているようです。
スーパーなどでも、牛乳そのものや牛乳を使って食べる商品とのセット買いで割引になるようなサービスを展開しているところもあります。
牛乳消費を増やして、消費の増えている豆乳が同じような状況になってもあまり意味がありませんから、牛乳と豆乳の「合わせ乳」を飲んだり、料理に使うというのがおすすめです。
こうすれば栄養が偏ったり、反対に豆乳消費を冷え込ませることも防げるからです。
私の最近のお気に入りはほうじ茶ラテです。
作り方は簡単です。
牛乳と豆乳の「合わせ乳」を温めて、ほうじ茶の茶葉を煮出すだけです。
お好みの甘さに整えれば出来上がりです。
牛乳で作ると美味しいですが動物性脂肪を摂り過ぎになることが気になります。
そこで牛乳と豆乳の「合わせ乳」で作れば動物性脂肪を抑えつつ、牛乳の供給過剰の解消にも協力できます。