1月15日にトンガ付近の海底火山で噴火が起きました。
当初、津波の心配はないと発表されていましたが、その後津波が押し寄せていることが確認されました。
日本の防災システムは地震による津波を念頭に置いて運用されているのですが、今回は津波の被害を防ぐために地震用の防災システムを使って、津波被害を防ぐための避難指示や情報伝達が行われました。
ただ、急遽慣れない事態へ対応しなければならなかったためか、神奈川県のように誤って防災メールが配信されるなど混乱も見られました。
トンガの津波被害は1メートル前後のようですが、日本では3メートル前後の津波が押し寄せるのではないかと予測されました。
一般には距離が離れるほど波が小さくなると言われていますが、様々な要因により増幅する可能性もあるからです。
実際に観測された日本の津波は大きくて1メートル30センチ前後の所が多かったようです。
当初は津波の心配はないとされていただけに噴火の規模の大きさがわかります。
それだけでなく日本でも急激な気圧変化が見られました。
おそらく噴火の衝撃波でしょう。
まるでアニメの世界です。
今思い起こせば、沖縄に漂着した軽石と関係があったんでしょうか。
自然災害としての被害だけでなく、受験シーズンと重なったため共通テストへの影響など、混乱が生じています。
新型コロナウィルスだけでもイレギュラーな受験シーズンを迎えているのに、噴火による緊急避難などさらなる混乱が生じています。
受験生には冷静に行動し、これまで勉強してきたものを出し切ってもらいたいと思います。