星座の話ではありません。

舞台セットや衣装を積んだトラックが盗難にあって活動できないというニュースが流れた劇団こぐま座の話です。

ニュースで話題になり、盗難車が見つかったということはご存じの方も多いと思います。

結局外国籍の男らが逮捕されました。

トラックが戻り一件落着かと言えばそうはならなかったのです。

盗難にあったトラックはエンジンが壊され、ドアに描いてあった劇団のマークはスプレーで消され、パーツも一部は無くなっていたのです。

劇団代表者も一事は廃車にしなければならないと考えたそうです。

これに対して複数のトラック業者からトラック提供の申し出がありました。

その中からアップル引っ越しセンターから無償でトラックが寄贈されました。

アップル引越センターもトラックの盗難被害にあったことがあり、他人事とは思えなかったそうです。

これにこぐま座の活動はこれからも続いていきそうです。

こぐま座のような活動は大儲けをしようと思ってしているとは思わない人が多いと思います。

更に人形劇を観たことがある人は、他の子供達にも同じような経験をさせたいと考えるのではないでしょうか。

新型コロナウィルスの影響が、このようなところにも及んで経営が厳しくなっているというのも事実だと思います。

トラックの提供に限らず、有益な活動を支えるための支援を個人レベルでも行っていく必要がある時期なのだと思います。

まずは自分のところの懐具合が大切ですが、周りを見回せば他者の利益にもなり得る活動というものがあるかもしれません。