変わった研究成果が発表されました。
キノコ同士がコミュニケーションを取っているという研究があるのです。
U.K(イギリス)の専門家の発表によると、キノコの根にあたる菌糸体を通じて、電気信号を伝達することにより、キノコ同士が情報のやり取りをしているようなのです。
これを会話と捉えるとキノコ同士での会話が成立しているということです。
研究では4種類のキノコの電気信号のパターンを分析しました。
それによれば50程度の単語を使い、天候やこれから起きうる危険についての話、自分の領域だから下がれなどという情報を伝達しあっているようなのです。
キノコの言葉の平均の長さは5.97文字で4.8文字の英語より多いそうです。
50程の単語のうち、よく使われるのは15から20単語だそうですが、かなり複雑な言葉を駆使していることになります。
ただし、他の学問についても言えることですが、あくまで仮説ですから、これからの研究の進展により、真偽の程は科学的に明らかになってくると思います。
ただ人間の精神活動も電気信号を媒介として行われていることを考えると、あながちあり得ないことではありません。
最近アプリでペットの鳴き声をを分析できるものがありますが、キノコと会話できるようになるかもしれません。
キノコだけでなく他の植物でも会話が成立しているのかもしれません。
そうだとすると遺伝子レベルでの品種改良ではなく、会話を通じて野菜を育てる技術なども出てくるかもしれません。