最近、詐欺メールが増えているという記事をこのブログで書きました。
その中で、詐欺メールの表現は日本語としておかしな場合があるので注意して読んでみてくださいということを書きました。
これは注意して本物ぽかったら信用しましょうという意味ではありません。
この点についてフォローしたいと思います。
最近の詐欺メールに対するサイバーセキュリティ上の対処法としては、メール自体が本物か偽物かを見極めようとするのは、あまり良くないとされています。
本物か偽物かの判断を誤ってリンクなどをクリックしてしまう可能性があるからです。
仮にメールの送信元に心当たりがあり、そのサービスを利用していたとしても、メールに貼られているリンクをクリックするのではなく、直接本サイトにアクセスして、該当ページを見るというのが原則的な対応方法となっています。
中にはどういう趣旨のメールかわからないという場合もあると思いますので、そのような場合でもメールに記載されている指示に安易に従わないことはもちろん、リンクなどもクリックしないようにしましょう。
特にメーラーの機能が貧弱なスマートフォンにプレインストールされているメーラーソフトなどからリンクを開くのは危険です。
グーグルなら安心というわけではありませんが、クロームやGmailだと警告を発してくれることが多いです。
そのため使用するツールにも注意しましょう。
本サイトにアクセスしようとする際も、利用できるサイトとできないサイトがありますが、本物のサイトか偽物のサイトかを見分けてくれるPhishWallやサート・ネチゼンなどのアプリやソフトを利用するのも良いと思います。
使えるものは上手く使って詐欺メールの被害を防ぎましょう。