解約方法がわかりにくいとサブスクで問題になっていました。

サブスクとはサブスクリプションの略です。

定期購買などを意味します。

一定の期間に一定のサービスを受けられるというものです。

お試し期間に無料で申し込むと、無料期間を過ぎて自動的に有料の契約に切り替わるものもあります。

気づいて解約しようと思ったら、解約方法がわからないなどのクレームが出ていたのです。

そこで特定商取引法が改正され、契約申込時の最終画面にキャンセルや解約方法の表示が義務付けられました。

6月1日以降はこれらの表示を行わないと特定商取引法違反となります。

これに加え、来年令和5年からは改正消費者契約法の施行により、更に解約しやすくなります。

これまでの方法については、明らかに解約を避けるために、連絡先や解約方法などの情報にたどり着きにくくしていたフシがあります。

問い合わせ先電話番号がどこに書いているのかわからなかったり、やっとわかったと思ったら、つながらないなどということが、様々なサービスで起きていました。

事業者側からすればフェアに情報を提供して売上を下げてしまうのもどうかと思いますが、情報を隠しているに等しい行為で売上を維持することにも無理があります。

結局解約や返金などの苦情に繋がりコストもかかるからです。

何より信用を失います。

法律が改正され、サブスクに限らず様々な契約がネット申込可能になっているので、これからそれらの契約も改善されていくことになることでしょう。