行政手続きの際に、データなどをフロッピーディスクで提出するように決められているものがあります。

ネット通販で購入することはできるのですが、現在は量販店で購入することすら困難になっています。

河野デジタル大臣が発表したところによると、行政手続きでフロッピーディスクの提出を求める法令の条項が1900あったそうです。

決して記録媒体として良くない製品だとは思いませんが、民間での使用率を考えると、過去の製品と言ってしまっても良い状況となっています。

フロッピーディスクを手続きに必要なものとして定めている条文なら、やはり改正または廃止しした方が良いと思います。

河野デジタル大臣は、これらの規定を全廃する方針のようです。

確かにフロッピーディスクの代わりになる技術は現在複数考えられますので、廃止しても別の方法でデータを提供することは可能です。

ちなみに散々フロッピーと読んできましたが、フロッピーは俗称で、正式にはフレキシブルディスクと言うのだそうです。

手続きのオンライン化を進めている最中ですから、これを気に規定ごと制度を変えていった方が良いのだと思います。

役所の方としてもフロッピーディスクは一応財物ですので、役所側がもらう筋合いのものではありません。

かと言って一々返却するのに、税金を使って返却するというのも無駄な気がします。

やはり廃止出来るならした方が良いのだと思います。

誤入力などあってもオンラインなら直ぐに訂正も可能です。

ただし、簡単に誰でも訂正できてしまうのも問題がありますが、その辺はシステムの作り方次第だと思います。