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販売の領域展開

少年ジャンプに連載中のマンガ呪術迴戦が人気です。

漫画だけでなくアニメにもなっています。

その漫画の中で紹介された和菓子で「喜久福」という商品があります。

この商品を販売しているのが宮城県の仙台市にあるお茶の井ケ田(いげた)です。

もともとはお茶屋さんです。

呪術廻戦で紹介されたこともあり、若い人がたくさん押しかけたのそうです。

若いお客さんの殆どは、売り場の半分を占めるお茶の関連商品には興味を持たないのだそうです。

そこで、井ケ田では現在はやりの動画配信や音楽配信で利用されているサブスクを利用し、お茶の定額サービスを考え出しました。

専用ボトルを買って、月額料金を支払うと9種類あるお茶が1日何回でも飲み放題なのだそうです。

飲み放題というとそんなに大盤振る舞いで大丈夫なのかと心配になりますが、儲けるというより、若い人のお茶離れを何とかしたいという思いなのだそうです。

考えてみれば水ではありませんので、飲み過ぎると眠れなくなってしまうだけの気もします。

それにしても、心意気といい、販売方法といい、さすが老舗といった感じです。

近くにあれば利用したいという気持ちもあるのですが、宮城県中心なので、近くにお店がないのが残念です。

以前から不思議に思っていることがあります。

コーヒーや紅茶はお金を払って飲むのに、お茶は食事にサービスとしてタダで付いてくることが多いことです。

更に、気のせいか最近スーパーなどで売っているお茶が薄く感じます。

美味しいお茶なら、お金を払っても飲みたいものです。

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