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求められなくても必要なもの

静岡県裾野市の保育園で、1歳児を受け持っていた保育士が、園児を虐待していたとして逮捕されました。

1歳児というと、まだ十分に話せない状態です。

その状態なら、何か言われて腹を立てるなどということもないはずです。

つまり1歳児の反応を見て、一方的に暴行を加えていたことになります。

女性保育士3人が暴行を加えていたということなので理解に苦しみます。

本来、頼まれても、それをはねのけるぐらいの人が、そばにいなければならないはずですが、頼まれもしないのに自ら暴行してしまっているのです。

このような人は世の中に一定数いるとは思いますが、一番幼児のそばにいてはいけないタイプの人間です。

そういう人が保育士の仕事をしてしまっています。

介護の現場でも、たまに暴行事件が起こります。

このような事件には共通するものを感じます。

本来その仕事に就きたくて就いているというより、お金を稼ぐ手段として、たまたまその仕事があったからやっているという人のように見えるのです。

必要なサービスを提供できるなら、どのような動機でもかまわない気もしますが、このようなタイプの人は何故かそのようなプロ意識を持つこともありません。

サポートが必要な人間のそばに、このようなタイプの人を近づけてしまうと攻撃性が牙を向くようになります。

弱者への配慮やホスピタリティーが必要な仕事に、それがあまりない人がついてしまっています。

他人の子供だけでなく、自分の子供に対してどのように接していたのかも気になるところです。

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