中国での新型コロナウィルスの感染者の急増を受けて、12月30日から、中国からの入国者の対応が強化されることになりました。

中国では感染者数が急増する一方で、感染者数に対する情報の公表が停止されています。

都市部と地方での感染者の増え方も異なり、公開される情報も政府系と民間で異なるなど、状況を正確に把握することが困難になっています。

そのため、水際対策を強化するために、中国からの渡航者には入国時に検査が実施され、陽性者はゲノム解析されることになります。

ただ、基本的には日本国内の行動制限を緩和する方向で動いていることに変わりはありません。

日本での感染者数も決して少なくはありません。

更に冬になりインフルエンザへの感染も懸念されています。

可能性は低いですが、インフルエンザと新型コロナウィルスへ同時感染ということもありえます。

一方にかかっていれば、もう一方へは感染しないというわけではないのです。

ただ、同時感染する可能性は低いようです。

これまで新型コロナウィルスが流行してからインフルエンザへの感染者数は減っているように見えます。

おそらく、新型コロナウィルスへの警戒感から消毒などが徹底されたり、マスクの着用などがなされたため、インフルエンザへの感染の機会も減ったのではないかと思います。

行動制限が緩和され、マスクの着用も限定的になっってきているので、今年のインフルエンザの感染者数は増えるのではないかと思います。

インフルエンザと新型コロナのワクチンは別物ですので、インフルエンザへの対策もしておいた方が良さそうです。