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この切れ味

WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本が快進撃を続けいています。

快進撃というより実力通りの結果と言ってよいのかもしれません。

中でも活躍の目立つ選手にラーズ・ヌートバー選手がいます。

ヌートバー選手はアメリカ(U.S.A)国籍ですが、お母さんが日本人だったため日本代表に選ばれています。

メジャー時代から出塁した時にペッパーミルを挽くパフォーマンスがトレードマークになっていました。

由来については諸説あるようです。

メッツのコーチが始めたという説やカージナルスの捕手がwe are grinding.(コツコツやろう)と言ったのがきっかけという説もあります。(grindには胡椒を挽くという意味もある)

いずれにしてもカージナルスでポーズとしてはやらせたのがヌートバー選手です。

日本代表に入ってからは、他の代表選手も真似をしています。

そのためもあってかペッパーミルの売れ行きが良いのだそうです。

事務所の地元台東区のかっぱ橋道具街でも、ペッパーミルが売れています。

元々良いお値段のものが多いようで、販売元にとってはヌートバー様々なのではないでしょうか。

ペッパーミルといえば意外と知られていないのが、フランスの自動車メーカープジョーです。

プジョーはペッパーミルを作っている会社でした。

もともとのこぎりメーカーで、トレードマークのライオンはライオンの牙ぐらい切れることを意味しているそうです。

その切れ味を活かして開発したのがペッパーミルです。

それを考えるとプジョーがヌートバー選手のスポンサーに付いても良いのではないかと思ってしまいます。

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