確定申告の時期です。

自分で申告している人は税務署に足を運ぶのも大変です。

e-Taxで電子申告という手もあります。

電子申告をしていて厄介なのがマイナンバーカードの電子署名の更新です。

5年以上申告していれば、いずれやってくる問題です。

更新時期に通知が来るなどして、無事マイナンバーカードの電子署名を更新しても、そのまま電子申告で使えるわけではありません。

e-Taxなどのサイト上には古い電子署名の情報が残っているため、電子署名の更新の手続きをしなければならないのです。

これは人によって、面倒さが異なると思います。

すんなり進む人にとっては単なる更新手続きで済みますが、すんなり進まない人にとっては電子署名の更新画面にすら入れないという事態も生じえます。

電子署名が更新されているため同一人物と認識されないのです。

キャッシュをクリアしたり、アプリをダウンロードし直したり、状況により様々な方法を試して、やっと電子署名の更新にこぎつけるということも起こりえます。

不正やセキュリティの問題もあって、利用条件が厳しく設定されているのだと思いますが、ブラウザによって利用できたりできなかったり、やっと対応するようになったと思ったら拡張機能を導入する順序により機能しなかったり、かなり微妙な条件で不具合が生じます。

これからどんどん改善されていくのだと思いますが、対処法がよくわからない不具合が多いように思います。

察しのいい人はお気づきだと思いますが、これだけ不満を述べるということは、私自身がe-Taxの利用で不具合に悩まされた経験があるということです。

システムやアプリはバージョンアップされていくのに、毎年異なった不具合に悩まされるのです。

ソフトについてもWEB版やダウンロード版があり、にもかかわらずダウンロード版が表示されない状態だったり、情報提供も不十分な部分があります。

年によって不具合の原因が異なるということは、詳しくなっても汎用性の無い知識ということなので、無益な労働に従事させられたような気分になってしまうのです。