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放出停止基準決まる

福島第一原発の事故の処理のために出た汚染水の放出計画で、汚染水の放出をストップする基準が決まりました。

汚染水の処理施設ALPSで取り除けないのはトリチウムですから、トリチウムの濃度ということになります。

原発3km以内で1リットルあたり700ベクレルを超えた場合、「異常」判定で停止 

              350ベクレルを超えた場合、測定頻度を増やす。

原発10km四方で1リットルあたり30ベクレルを超えた場合、「異常」判定で停止
                  
                  20ベクレルを超えた場合、測定頻度を増やす。

任意の場所で測定するのではなく、測定地点はほぼ決まっています。

何十箇所もあるわけではありません。

放出の基準値は国の基準の40分の1である1500ベクレル未満にする予定です。

しかし、基準地以上の値が検出されてしまった場合の安全性や漁業に与える影響にたいして、どのように責任を取るつもりなのか疑問に思います。

原発の運転自体でも、事故などのトラブルが起きて、運転が再開できていない原発も存在します。

安全であったはずの原発で事故が起き、他の原発でもトラブルが起き、汚染水の放出基準は安全だから大丈夫と言われても、本当にその基準で運用できるのかと疑いたくもなります。

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